3月の修学旅行では、広島の原爆ドーム・平和記念資料館での研修が行われます。本日の高1のLHRでは、事前学習として本校の平和大使による「平和の種まきプロジェクト」を行いました。
今回、原爆と平和に関するプレゼンをしてくれた二人は、平和大使としていくつもの小学校を訪問し、講師を務めています。「今から話す内容を、現在のこと・自分のこととして考えてほしい」と冒頭で述べたうえで、原爆がもたらした被害や核保有に関する現状について、詳しく分かりやすく説明がされました。「死者の数だけでは表せない、一人一人の苦しみ・悲しみに目を向けなければならない」「同じ思いをしてほしくないという気持ちで体験を語ってくださる被爆者の声を、我々は真剣に受け止めなければならない」という平和大使の訴えは、聴いた生徒の平和に対する考え方をより深いものへと変えたことでしょう。
広島で資料や建造物を実際に見ることで、新たに感じるものがあるはずです。この度の修学旅行を通して、平和を強く願う心が育まれることを期待します。