高校2年生の修学旅行の様子をお伝えします。
3/2(木)
新幹線での長旅を終えて、神戸に到着。途中、車窓からは姫路城を遠望することもできました。新神戸駅からバスで移動、ホテルで昼食の後、北野異人館を散策しました。明治時代の建築物がそのまま残る街並みをめぐり、異国情緒を味わいました。中には急な階段を登りつめたところにある北野天満宮で、1年後の合格を祈願する生徒もいました。
次に六甲の山並みを越えて、宝塚劇場で観劇。前半の演目は「応天の門」。コミックが原作ですが、平安時代を舞台に藤原氏や天皇をめぐる権力闘争がテーマで、複雑な内容ながらも、魅力的な登場人物や鮮やかなステージに、あっという間に引き込まれていました。休憩時間には生徒同士で、日本史や古典の授業内容と絡めて話し込む姿も見られました。後半はダンスショーで、これぞ宝塚という華やかな歌とダンスに魅了されました。
3/3(金)
大阪のホテルで一夜を迎え、朝からUSJで自主行動の一日でした。クラス集合写真を撮影後、生徒たちは班ごとに思い思いのアトラクションを楽しんでいました。広大な敷地で、朝から夜までの長時間、生徒たちは満足のゆくまで楽しんで、無事集合時間に遅れることなく、皆笑顔でホテルに帰着しました。興奮が冷めやらぬのか、帰着後もお土産やアトラクションについて話し込んでいました。
3/4(土)
朝から大阪を出発し、京都へ移動。そのまま京都市内自主行動となりました。旅行前に計画した行動計画に沿って、清水寺や嵐山などを散策しましたが、間違って目的地と異なる場所へたどり着いたりと、思いがけないことも。しかしそれも良い思い出であり、学びとなりました。古都の懐の深さを感じとれた一日となったことでしょう。
3/5(日)
大阪海遊館では、時間をかけて水族館を見学し、ジンベエザメを始め、水中の生き物の神秘に触れました。その後、天保山マーケットプレイスで昼食、新大阪駅に移動し、帰りの新幹線乗車に備えました。最後まで生徒は疲れた表情を見せることなく、機敏に行動することができました。
1年時に延期となり、待ちに待った修学旅行。3年生に向けて、集団行動や班行動を通して、改めてクラスの団結や協調性、規律正しさなどを学び、成長する契機となった旅でした。