12月9日(金)〜12月11日(日)にかけて佐賀県で行われた第6回全九州高等学校総合文化祭佐賀大会に普通科2年3組の矢越陽子さん(信愛中出身)が出場しました。コロナウイルス感染症感染拡大防止のために、佐賀市、唐津市、有田市など佐賀県など複数の地区にワークショップ会場を分散する等の予防策を取りながらの開催になりました。
1日目は、全部門合同開催の開会式では、佐賀の伝統芸能など佐賀県の魅力に触れる良い機会となりました。開会式の後は、展示会場の佐賀県立美術館で九州各県の代表者で構成された班に分かれ、自身の制作した作品のプレゼンテーションを行いました。自身の作品を客観的に見る目を養うとともに他者の作品を鑑賞することで表現の幅を広げる良い機会となったと感じます。
2日目の唐津市の唐津ふるさと会館アルピノ敷地内の「曳山展示場」で、国の重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産である曳山を見学しスケッチを行いました。実際に曳山を動かしてもらい江戸時代のカラクリや唐津くんちの歴史などについて理解を深めることができました。その後、御茶盌窯記念館に移動し、唐津焼の名工・14代目中里太郎右衛門氏のお話を聞き、唐津焼の特徴や歴史についても学びを深めるとともに、普段は中々見る機会のない登り窯などの見学もさせてもらい貴重な経験をさせていただきました。その後、唐津ふるさと会館アルピノへ戻り、唐津焼の絵付け体験をしました。
3日目は、各ワークショップ班の活動報告の後に、アートプロデュースがご専門の佐賀大学 准教授花田伸一氏に「社会における美、社会における美術」というテーマで講演していただきました。今回の様々な経験を、今後の学校生活と創作活動に生かしてほしいと思います。
開会式の様子
交流会の様子
作品の前で記念撮影
曳山見学の様子
絵付け体験の様子
講演の様子