12月8日(金)〜12月10日(日)にかけて大分県で行われた第7回全九州高等学校総合文化祭大分大会に普通科3年1組の山口鈴七さん(西山中出身)と普2年3組の前田璃奈さん(信愛中出身)が出場しました。コロナ禍以降初の通常開催での実施となりました。
1日目は、全部門合同開催の開会式では、大分の文化など大分の魅力に触れる良い機会となりました。開会式の後の交流会Ⅰでは、大分にまつわるクイズなどが行われて大会中に色んなイベントで行動を共にする班員(各県の代表者で構成)との交流を深める場となりました。その後、交流会Ⅱでは、大分県立美術館の展示会場で班ごとに各自の制作した作品のプレゼンテーションを行いました。自身の作品を客観的に見る目を養うとともに他者の作品を鑑賞することで表現の幅を広げる良い機会となったと感じます。
2日目は、アートプラザ大分にて南蛮屏風を模した絵画ワークショップが行われました。南蛮貿易が盛んだった大分で、各班に与えられたテーマをもとに九州各県の要素を盛り込んだ現代版南蛮屏風を制作しました。山口さんが『伝統工芸』、前田さんが『伝説』をテーマに制作を行いました。個人で行う日頃の制作と違い他者と一緒に行う共同制作では、コミュニケーション能力をはじめとした様々な能力を求められます。最初は戸惑うこともあったと思いますが二人とも一生懸命頑張って取り組んでいました。制作を通して学ぶことが多かったように思います。
3日目は、アーティストの山出淳也 氏に作品の講評を行なって頂いた後、『一人ひとりの想像力が未来をひらく』というテーマで講演していただきました。自分自身の体験を通して、表現したいイメージを大切にしながら湧き上がるパッション(激しい感情や情熱)を持って物事に取り組み続けることの大切さを話されました。今回の様々な活動を通して学んだことを今後の学校生活と創作活動に生かしてほしいと思います。
美術館前での記念撮影
作品の前での記念撮影
作品鑑賞会の様子
共同制作の様子
制作した作品の前での記念撮影