本日、熊本県立大学からの出張講義が行われました。
総合管理学部から松本千晴准教授をお招きし、「健康の多くは社会環境で決まる」というテーマで講義をしていただきました。普通科特進コースの生徒だけでなく、普通コースの希望者も聴講が可能であり、多くの聴講者が集まりました。本日の出張講義は実際の講義がもとになっており、シラバスも見せていただいたため、生徒たちにも大学の講義のイメージが掴めたのではないでしょうか。内容は、健康は個人の生活習慣に留まらず、社会的ネットワーク、社会経済状況、生活環境といった周囲の社会環境で決まるというものでした。これについて例示された禁煙で理解が容易になりました。生徒たちにとっては、自分の健康に知らないうちに影響を与えている社会の力を感じ、新たな視野が開ける体験になったことでしょう。また、総合管理学部では、「公共・福祉」「ビジネス」「情報」の3分野の学習ができるとのことですが、この「社会的ネットワーク」「社会経済状況」「生活環境」は、それぞれに対応しているということでした。
松本先生には深くお礼申し上げます。