今日は、普通科普通コース、特進コースそれぞれで合同朝礼を行いました。
普通コース長からは、普通コースの特徴「放課後の時間を自由に使えること」についてお話がありました。部活動、ボランティア、習い事、生徒会、課外など、自分のしたいことに時間を使えるのが普通コースで、その放課後を充実させるために必要なのは「授業時間の充実」である、という内容でした。
授業中に集中して勉学に取り組むことで、あるいは休み時間に先生に質問しに行くことで学習内容を理解できれば、放課後自分のしたいことに全力を注げます。今できることを後に延ばさない。入学して3か月、色々したいことが出てくるであろう1年生は特に意識すべきことですね。
自由に時間を使えるというのはその分、個々人がすべきこととしたいことのバランスを考えて時間配分を組み立てなければならないということです。お話の中には先日終了したドラマ「ドラゴン桜」からの引用もありましたが、その登場人物のように、自己決断し、自身の力で未来を創ってほしいと思います。
特進コース所属の先生からは、人類の進化と時代の変化から説き起こされ、ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』を想起させる内容でしたが、そこから学校という場所にどのような意義があるのかというお話へと結び付けられました。
「生きる術を学ぶ」というだけでなく、「自分とは何者なのか」を考える場所であるはずだというお話は、進路や将来に悩む生徒にとって大変示唆に富んだ内容だったと思います。
ぜひ日頃の学校生活の中でも、様々なことを考え、学んでいってほしいと思います。