普通科普通コース・特進コースそれぞれで合同朝礼を行いました。
普通コースでのお話では、宮沢賢治の妹トシが、男性優位の時代にありながら「勉強したい」という意志を父に伝え、現在で言う大学まで行ったというエピソードが紹介されました。自分の進路と向き合うこと、周りの人と話し合って自分の考えを伝えることの重要性が伝わるお話でした。
特進コースでのお話では、夏目漱石の門下生寺田寅彦が、漱石の句「落ちざまに虻(あぶ)を伏せたる椿かな」をきっかけに、椿の落下運動について研究したというエピソードが紹介されました。学問はすべてつながっているので、一つの教科にこだわり過ぎず、また受験に使う教科以外を軽視せず、幅広く学んでほしいというメッセージが込められたお話でした。
どちらのお話も、期末テストを控えた生徒たちにとって心を奮い立たたせるものになったのではないでしょうか。