7/7(木)、情報ビジネス科全学年がLHRの時間に、本校卒業生の講話を聞きました。
大熊本証券株式会社 石本紗英さん、熊本学園大学 中野里咲さん、株式会社トライアンフ 曽我碧さんの三名が、それぞれの学年に向けて話をしてくれました。
石本さんからは証券会社についての紹介や、正しい言葉遣いや一般常識がどれだけ重要か働く中で実感した話がありました。勉強、資格、生徒会活動といった引き出しの多さは自分の強みになり、受験でも就職でも働き始めてからも役に立つ、という話もありました。会社を選ぶ時は譲れないポイントを決めるのが大事だ、というアドバイスは生徒の心にも響いたはずです。
中野さんからは、サークルに入り学部の壁を越えた友人関係ができたことや、アルバイトで接客の経験を積んでいることなど、大学生生活のリアルな状況について話してくれました。受験対策では要約の練習として新聞のコラムをまとめる練習をしていたそうです。在校生に向けては、幅広くある商業系の科目に対して、苦手意識を持たず向き合ってほしいとアドバイスがありました。
曽我さんからは、社会人と学生の違いについて、「受け身の姿勢ではいけない」という話がありました。わからないことばかりの一年目では先輩に「教えてください」と言えなければいけないが、同時に一回で身に付けるという気持ちが必要になる、という徹底した姿勢には在校生も驚いたことでしょう。進学ではなく就職を選んで良かったことについて在校生から尋ねられ、意識の高い大人に囲まれる環境で、自分自身を高めることができると答えた姿も印象的でした。
三者とも中身のある話をしてくれたおかげで、生徒にとって多く発見があったのではないかと思います。立派な先輩たちに近づくためには、今回のアドバイスや気づきをこれからの生活に生かすのが重要です。立派な学生・社会人になるために、知識、マナー、常識、責任感など様々なものを高校生活のうちに身に付けておきましょう。