情報ビジネス科卒業生3人が来校し、後輩のために自身の経験談を熱く語ってくれました。
卒業後の生活は、「コロナ禍による自宅待機の時間を、語学学習や商業系スキルの学習に充てて有効活用する生活」、「”○○さんから買ってよかった”と言ってもらえることに喜びとやりがいを感じる生活」、「教えてもらう立場から主体的に学ぶ立場へと変化する大学生活」など三者三様のようです。在校生は卒業生の話を聞きながら、自身の将来にも思いを馳せたことでしょう。
また、在校生からの質問にも丁寧に答えてくれました。3年生が今気になっているのはやはり就職や進学です。その面接時に気を付けていたことは何かという質問に、「敬語の使い方を学び、実際に使えるように日常生活の段階から意識して使い込んだ」、「良い言葉も相手に伝わらなければ意味がないので、状況に応じた発声を心がけた」、「原稿通りに話すよりも、これだけは伝えたいという自分の思いをしっかり言葉にすることを意識した」など具体的なアドバイスをしてくれました。
会を終えての在校生の感想を紹介します。
・当たり前のことを当たり前にできるように心がけたいです。「100点ではなく120点を目指す」という考えに感動したので、自分も信頼される人間になれるよう努力していきたいです。
・「自立」という言葉が心に響きました。今の自分を振り返ると、とても自立しているとは言えません。この状況を変えるには、話にあった「挑戦」と「自己管理」を大切にすべきだと思いました。
・クラスの中で一番先に進路が決まった中で、自分のことだけでなくクラスメイトのことも考えて行動していたという話がすごいと思った。「就活や受験は団体戦」という言葉の意味が改めて分かりました。
・自分の時間を充実させられるかどうかは、自分次第なのだと思いました。自立したり、判断力をつけたりすることでよりよい生活を送れると学んだので、今しなければならないことの優先順位をつけられる人を目指していきたいです。
・余裕をもって出勤(登校)して準備する、分からないことをそのままにしないなど、これからの学校生活で実践できそうなことを私も始めたいと思いました。また、気持ちの良い挨拶が当たり前にできるよう、相手の目を見てお腹から声を出すことを心がけたいです。
・失敗したとしても挑戦することが大切、という言葉が印象に残りました。今の自分の仕事に対する誇りや楽しさは、逃げたままだったらきっと味わえなかった、という話は格好良いと思いました。
卒業生の皆さん、貴重な話をありがとうございました!