7/2(金)、情報ビジネス科の合同朝礼を行いました。

 

科長からは、現在メジャーリーグで活躍を続ける大谷翔平選手の、高校時代の取り組みについてお話がありました。

メディアで大谷選手が取り上げられるとき、野球に関するものはもちろん、その人間性についてもたびたび話題になっています。そんな「誰もが応援したくなる」大谷選手のルーツの一つとして、彼が高校1年生の時に作った「マンダラート」を紹介されました。

「マンダラート」は仏教画のジャンル「曼陀羅」+「art」の造語で、アイデアを拡大・深化させるための発想技法です。大谷選手の場合、「ドラフト1位8球団」という大きな目標のために「体づくり」「人間性」などの目標を立て、「体づくり」として「柔軟性」「スタミナ」などを強化する、というように、目標と方法の繋がりが一覧できるように示されています。マンダラートによる目標達成への意識と確かな実践が、今の彼の実力や人間力に繋がっていると考えられます。

 

『マネジメント』の著者ドラッカーは、目標達成のために「高い目標を立てる」「やるべきこと・やらなくていいことを分ける」「実践後フィードバックする」ことが重要だと提唱している、というお話もありましたが、大谷選手はまさにその体現者といえるでしょう。前人未到の記録を残す大谷選手、しかしその取り組みの基盤は高校生のころの実践であることがわかったと思います。目標達成のため、自分のすべきことを明確にして、実践に移しましょう。