本日、二学期終業式を行いました。
教頭先生からは、サマセット・モーム作『月と六ペンス』のエピソードの一つについてお話がありました。ーー「僕」には、同じ学校で学んでいた二人の友人、エイブラハムとアレックがいました。在学時は最も優秀で、卒業後内科と外科の医局に採用が決まり、将来安泰であったにもかかわらず、たまたま訪れたアレクサンドリアで検疫医として貧しい生活を送り、しかしほんの一瞬すら後悔はないと語るエイブラハム。在学時エイブラハムに敵わなかったものの、彼がエリートの道を退いたために代わって大成功をおさめたアレック。両者の話をそれぞれ聞きながら、「僕」は「結局、人が人生に何を求めるのかによる」と思ったーーというものです。ふたりは人生に何を期待したのか、生徒諸君も考えてみてほしい、と締めくくられました。
賞状伝達では、大会やコンクール、校内行事で結果を残した部活動・生徒が表彰されました。
順にバドミントン部、新体操部、書道部、美術部、合唱部、中学合唱、作文、川柳、校内漢字大会、クラスマッチ
また、春高全国大会に出場する高校バレーボール部の壮行会を行いました。主将が意気込みを述べ、後援会会長・同窓会会長から激励の言葉を頂きました。応援を力に変えて頑張ってほしいと思います。
健康に気をつけながら、充実した冬休みを過ごしてください。