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授業作りインタビュー第3回は、詩の授業を作った国語科のN先生に話を伺いました。
──黒板を用いての撮影おつかれさまでした。
一発勝負なので緊張しますね。PowerPointも検討したのですが、授業の臨場感に近いいつものスタイルを踏襲したものを選びました。もっと見やすく、声を大きく、と改善点にも自分で気付くことができたので、実践しながら上達したいです。
──撮影の中で感じたことはありますか?
国語科って生徒の意見を元に授業を進めていく特性があると思います。読む人それぞれの感じ方が大事な詩の授業ならなおさら。でも、こういう動画は一方的に話すとすぐ終わってしまうのを実感しました。なるべく生徒が考える時間を作って、双方向性を持たせたいと思いました。
──いつもの授業の意義を感じさせられますね。
学年の最初に詩の授業をするのはいいと思っていて、というのも先生と生徒や生徒同士で話ができて、関わりが生じるからです。本当は生徒ひとりひとりを見てあげたいんですけどね……。実際に板書する様子を映しているので、学校の授業感は感じられるかなと思います。普段YouTube等で見ている動画とは違う雰囲気が生徒に伝われば嬉しいです。やっぱり生徒には安心して学習を進めてほしいので。
──生徒に一言お願いします。
教師は生徒がいて成り立つのだというのを今実感しています。また学校という場で一緒に学びたいですね。とにかく、体調を整え健康に気を付けてください。